縮毛矯正は本当に必要?くせ毛の原因3つ|富山市エラマ
 

くせ毛だから縮毛矯正?その考え、安易すぎませんか。|富山市の美髪専門サロンが語る本音

「髪が広がるから縮毛矯正をしたい」

「クセが気になるから真っ直ぐにしたい」

美容師として20年間、こういったご相談を数えきれないほど伺ってきました。

でも、僕はいつも思うことがあります。

そのお客様が本当に求めているのは、真っ直ぐな髪なのでしょうか?

縮毛矯正をすれば髪のクセを伸ばすことができます。見た目にもツヤが出て、写真映えもする。

SNSで見かける、あのサラサラでツヤツヤの髪。確かにキレイですよね。

でも、それだけが美髪なのでしょうか?

僕はそうは思いません。

今日は、富山市で髪質改善や縮毛矯正を考えている方にも知ってほしい「くせ毛の原因」を入り口に、縮毛矯正専門店という考え方と、僕たちエラマが目指す「美髪」についてお話ししようと思います。

日本人の約2人に1人が、自分の髪をくせ毛だと感じている

2023年に株式会社アデランスが全国の20〜60代男女4,888人を対象に行った調査では、53.2%の方が自分の髪を「くせ毛」または「どちらかといえばくせ毛」だと回答しています。女性に限ると、62.1%でした。

さらに、2026年に発表された40〜59歳女性1,000人を対象とする別の調査では、55.4%の方が「うねり・くせ毛」に悩んでいると回答しました。

53.2%自分をくせ毛だと感じる
男女4,888人
62.1%自分をくせ毛だと感じる
女性
55.4%うねり・くせ毛に悩む
40〜59歳女性

※53.2%・62.1%は2023年アデランス調査。55.4%は2025年12月実施の別調査(直近2年以内に出産していない40〜59歳女性、結果は2026年公表)。調査対象・質問が違うため、数字を直接比較するものではありません。記事末尾に出典を記載しています。

髪のうねりやクセが、どれだけ多くの方にとって身近なお悩みなのかがわかります。

でも、ここで考えてほしいんです。

これだけ多くの方の髪の悩みが、すべて同じ施術で解決できると思いますか?

そもそも「クセ」の原因は一つではない

僕たちがカウンセリングで確認するのは、主に次の3つの視点です。実際には複数の原因が重なっていることもあります。

① 生まれ持った髪質によるクセ

小さい頃からうねりや広がりがある髪。こうした元々のクセには、縮毛矯正が有効なことがあります。

ただ、全員が真っ直ぐにする必要はありません。クセを活かすスタイルや、部分的な縮毛矯正という選択肢もあります。

② 年齢とともに変化するクセ

「若い頃は直毛だったのに、40代、50代になってからうねりが出てきた」

実際、アデランスの2023年調査では、女性の35.8%が年齢とともにクセやうねりが強くなったと回答しています。

年齢による髪質の変化に、ヘアカラーなどの施術履歴や日常のダメージが重なっている場合もあります。だからこそ、今の毛髪状態に合わせた判断が必要なんです。

③ ダメージによる広がり

そして、僕が特にお伝えしたいのがこのケースです。

カラーやパーマ、毎日のアイロンなどによるダメージで髪が広がり、それを「クセが強くなった」と感じている方もいらっしゃいます。

でも、もし広がりの主な原因がダメージだったら?

必要なのは、必ずしも縮毛矯正ではないんです。

縮毛矯正のご予約を、美髪エステに変更することがあります

これは、エラマでは本当によくあるお話です。

「広がりを収めたい」という目的で、縮毛矯正を希望して来店されるお客様。

ところが、カウンセリングで髪を確認すると、広がりの主な原因がダメージによるパサつきやまとまりにくさである場合があります。

そんなとき、僕は考えます。

「本当に、そこまでの薬剤の作用が必要なのだろうか?」

実際、エラマでは縮毛矯正のご予約から、美髪エステに施術を切り替えた例がたくさんあります。

もちろん美髪エステで元々の強いクセが真っ直ぐになるわけではありません。ダメージを受けた髪が完全に元通りになるわけでもありません。

でも、ダメージに由来する手触りや広がりに合わせてケアすることで、お悩みが軽減する場合があります。

お客様が求めたメニューをそのまま行うことと、お客様が本当に求める仕上がりに向き合うことは、同じではない。

縮毛矯正専門店という看板への違和感

ここからは、僕自身の考えです。

「縮毛矯正専門店」「カラー専門店」など、施術内容を専門に掲げる美容室があります。

技術を突き詰めることは素晴らしいと思います。僕自身も、薬剤や毛髪科学について日々研究しています。

ただ、僕は施術名をそのまま専門店の看板にすることに、違和感があります。

なぜなら、その看板を選んで来店する時点で、お客様がすでに施術の答えを決めているからです。

縮毛矯正専門店には、縮毛矯正をしたいお客様が集まる。カラー専門店には、カラーをしたいお客様が集まる。

美容師からすれば、最初から目的の施術がある程度決まっている。その意味で、僕は美容師側にとって楽な仕組みだと感じています。

専門技術そのものが簡単だという意味ではありません。僕が疑問を持っているのは、施術を決めるまでの考え方です。

本来、美容師はお客様の悩みを聞き、髪の状態を確認し、その方に何が必要なのかを考える仕事ではないでしょうか。

縮毛矯正を希望されても、必要ないと判断することがある。カラーをしたいと言われても、今は控えた方がいいと伝えることがある。

お客様が求める施術と、お客様に必要な施術は、必ずしも同じではありません。

だから僕は、最初から一つの技術を答えにする美容室にはなりたくないんです。

ツヤツヤの写真だけで、美容師を選べますか?

SNSを見れば、ツヤツヤでサラサラのストレートヘアがたくさん出てきます。確かに目を引きます。

でも、僕が知りたいのは、その写真の向こう側です。

そのお客様は、どんな悩みを抱えていたのか。どんな施術履歴があったのか。なぜ、その施術が必要だったのか。半年後、1年後の髪まで考えたのか。

そして、もう一つ。

その美容師は、なぜその技術を選び、どんな想いでお客様の髪に向き合っているのでしょうか。

技術の仕上がりはもちろん重要です。でも、それだけでは僕は美容師の人となりまでわかりません。

だからこそ僕は、美容師として歩んできた20年間を、失敗も迷いも含めて「俺物語」に書きました。

なぜ美容師になり、なぜ今、美髪を追いかけているのか。まず僕の考え方を知って、納得してから来店していただきたいんです。

▶ 俺物語|美容師・福田祐樹という人間について

エラマが目指すのは、真っ直ぐな髪ではありません

僕たちエラマは、縮毛矯正専門店ではありません。

美髪専門サロンです。

これには明確な理由があります。僕たちが目指しているのは、真っ直ぐな髪そのものではないからです。

お客様一人ひとりにとっての美しい髪。それが僕たちの目的です。

だから縮毛矯正もあれば、美髪エステもある。髪への負担を考えたヘアカラーもある。そして、その先にはコテ風パーマもあります。

美髪の先には、ウェーブを楽しむ未来もある

最初は、広がりやパサつきに悩んでいたお客様。

髪の状態に合わせて美髪エステやヘアカラー、ホームケアを積み重ね、少しずつ扱いやすくなっていく。

その先には、コテで巻いたような柔らかいウェーブや、自然な動きのあるパーマスタイルを楽しむ未来だってあるんです。

もちろん、髪の状態や施術履歴によってパーマが難しい場合もあります。だからこそ、将来の選択肢を残せるように、今の施術を考えたい。

髪をキレイにすることは、真っ直ぐにすることだけではない。ヘアデザインの可能性を広げることでもある。

僕たちは、縮毛矯正という一つの技術をゴールにしたくありません。

究極の美髪の武器とは何か

ルオントストレート。美髪エステ。ヘントカラー。コテ風パーマ。

僕たちには、美髪を目指すためのさまざまな技術があります。

でも、本当に大切なのはメニューの数ではありません。

その技術をなぜ使うのか。そして、なぜ使わないのか。

縮毛矯正が必要なら縮毛矯正を。必要なければ別の方法を考える。

施術を専門にするのではなく、お客様の美しさに専門性を持つ。

だから僕たちは、美髪専門サロンを名乗っています。

同じメニュー、同じ料金。でも、施術内容は進化しています。

エラマに長く通ってくださっているお客様なら、お気づきかもしれません。

僕たちの施術って、以前と工程が変わっていたり、増えていたりすることがありますよね?笑

実際、お客様からもよく言われます。

「えっ!? また変わったんですか!?」

はい。また変わりました。笑

例えば、施術中に処理剤をつけるとき。僕は、その処理剤が何のために必要なのか、今どんなことをしているのかをお客様にお伝えするようにしています。

ただ何かを髪につけているのではなく、一つひとつの工程に目的があるからです。

そして、その工程もずっと同じとは限りません。

新しい知識を学び、薬剤を研究し、実際の施術結果を振り返る。

もっと良い方法はないのか。もっと髪への負担を減らせないのか。もっと扱いやすい髪にできないのか。

そんなことを、僕はいつも考えています。

その結果、処理剤の使い方が変わったり、工程が増えたりすることがあります。

でも、メニュー名は同じ。料金も同じ。

だからといって、施術の中身までずっと同じとは限らないんです。

もちろん、工程を増やすこと自体が目的ではありません。ただ手間をかければ、髪がキレイになるわけでもない。

必要なら増やす。もっと良い方法があれば変える。必要がなければ減らすこともある。

僕にとって、美髪の技術は完成して終わりではありません。

昨日まで最善だと思っていたことが、明日も最善とは限らない。

新しいことを学べば、これまでの自分の考え方が変わることだってあります。

僕は、それでいいと思っています。いや、むしろ変わらなければいけないと思っています。

僕は常に、お客様の美髪のための最善の策を探しているんです。

だから、これからも施術工程は変わると思います。

きっとまた、お客様から言われるでしょう。「また変わったんですか!?」って。笑

そのときは、また説明させてください。僕たちが何を考え、なぜその工程に変えたのか。

その理由まで知っていただくことも、美髪専門サロンとして大切にしたいんです。

今日のキレイより、未来のキレイ。

僕が大切にしているのは、今日だけの仕上がりではありません。

半年後、1年後、5年後、10年後。そのときお客様がどんな髪で過ごしていたいのか。

SNSで目を引くツヤツヤのストレートヘアも、もちろん素敵です。でも、僕たちは写真一枚をゴールにはしていません。

美しいストレートも、美しいウェーブも。その方に似合うヘアデザインを、これからも楽しんでほしい。

だからこそ、最初から答えを一つに絞りません。

僕たちが目指しているのは、真っ直ぐな髪ではない。
5年後、10年後も、お客様が自分の髪を好きでいられることです。

富山市で髪質改善や縮毛矯正をお考えの方。うねりや広がりでお悩みの方。

もしエラマの考え方に興味を持っていただけたなら、まずは僕の「俺物語」も読んでみてください。

僕がなぜ美髪にこだわるのか、その理由を書いています。

僕たちは、施術メニューではなく、美髪への想いに納得してくださったお客様と、一緒に未来の髪をつくっていきたいと思っています。

美髪への想いを、もう少し知っていただけたら。

「俺物語」を読む

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